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創作年月日2018/6/7

不切正方形1枚折り。
去年に折ったやつ(http://sukesanorigami.blog.jp/archives/8063489.html)が気に食わなかったので、改良したもの。

インサイドアウトと立体造形に重点をおいており、全方位から鑑賞できるようになっている。

↓別アングルから

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やっぱりお腹からお尻にかけてがいい感じですね。

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↑展開図

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↑折りたたみ図

「カドの数的に基本構造は4鶴にして尾と脚の指のために領域追加しとけばなんとかなるか」と思って折ってみたら上手くいった。

紙の中央にあるカドをクチバシにすることでお尻の部分が割れているような構造になる。
しかし、尾は長くするつもりなので逆にメリットとなった。
リアル路線ではなくデフォルメ路線に決めた理由が、この構造のせいで頭を折り込めないということあったり(笑)

これについて、「リアルにし過ぎずまとめられてるのがすごい」と知り合いに言ってもらえた。

最近の私のこだわりとして、紙の面をできる限り残すように心がけている。

私の思う「折り紙らしさ」は、ある程度幾何学的な図形を組み合わせて構成されていることである。

下手にリアルを追求しようとして不規則な曲線を使いまくると、作品としての統一感が無くなり逆に見栄えの悪い作品になってしまうのではないかと考える。

まぁ、そもそも私がリアル路線で仕上げる技術を持ち合わせていないからこんなことを考えているのだが…