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創作年月日:2020/4/25
使用した紙:レザック66 175kg 赤 79x79cm

今年のJOAS創作折り紙コンテスト用に製作したものだが、予定より早く完成してしまい、新型コロナウイルスの影響でいつ開催されるかもわからず待ちきれないため、もう発表しちゃいます。

題材

筋骨隆々な雄牛という、捻りのない王道な題材。
王道だからこそ、意匠、設計、加工の実力が問われる訳だが、何とか自分の中では出し切ったと思う(予定より早くできたのなら、もっと改善点はあるのではないか?)。
これまでネタ作品に頼ってきた訳だが、そろそろ王道に挑戦してみても良いだろうって感じ。

意匠

なんか「デザイン」って言葉に違和感を覚えたので「意匠」にします。

この作品で一番表現したかったのは、肩周りの筋肉。
なので最初に試作を折ったのは、背中の部分。

22.5度系の面構成にしつつ各所で曲線を使ってマンネリ化を避ける。
レザック66はハリがあるので、曲線が映えた。

紙の縁を見せることで、折り紙ならではの紙の重なりを活かす。
縁の出る場所は筋肉の流れを妨げない場所に整理したつもり。

厚い紙を使ったということもあり、糊付けではなくウェットフォールディングで仕上げた。
エンボス加工されている紙なので、湿らせる箇所や、程度は考えておかないといけない。

今見たら、一昨年のコンテストで参考作品ながら圧倒的だった豊村高志さんの『猪』を相当意識している。
その頃の自分は、尊敬とともにかなりショックを受けていたようです。

構造

「7等分蛇腹の22.5度仕上げ」というのが近いのかな?
今回は珍しく紙の表裏は考慮しなかった。
というのも、雄牛ってホルスタインならまだしも、色が特徴的ではないからね。

↓詳しい展開図
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360°回してみた動画



完成までの早送り動画



↓創作過程